博物館実習に落選してしまったら

博物館実習を行なっている館は限られており、また人気の館には応募が殺到するため、選考や抽選が行われる場合もあります。

希望が適って実習受け入れとなるのが一番ですが、時には実習落選となってしまう場合もあります。もし、博物館実習に落選してしまったらどうしたらいいのか、対策をご紹介します。

 

募集中の他の館に申し込む

博物館実習に落選してしまった場合でも、学外の館に申し込んで実習を受け入れてもらえる場合があります。はじめに申し込んだ実習館の締め切り時期がはやく、結果通知が年度内だった場合、博物館実習の申し込み締切のピークは4月〜5月であるため、まだまだ様々な館に申し込むことが可能です。また、館によっては締切がとても遅い館やほぼ通年で募集を行なっている館もあります。

 

大学内の実習施設で実習を受ける

博物館学芸員資格を取得できる大学では、大学内での実習のシステムや設備が整っていることがほとんどかと思います。一度落選し、外部の館での募集を行わない場合にも、学内の実習に参加することが可能です。

 

なにはともあれ、まず相談

新たに実習館を探す場合にも大学内の施設での実習を希望する場合にも、自大学の窓口に一刻も早く相談するのが良いでしょう。

インターネット上に掲載されている博物館実習の情報はほんのひと握りです。実習館に問い合わせることで得られる情報も、各大学が個別に持っている情報ももちろんあります。

また、学内での実習を希望する場合にも、人数や時期などの調整が必要になります。

落選がわかったら、円滑に博物館実習を進めるためにもすぐに大学の窓口まで相談をするようにしましょう。