博物館実習での服装

博物館実習では、間に見合った服装で出席することが求められます。しかし、実習といってもどんな服装で臨んだらいいのかわからない方もいるかと思います。

このページでは、博物館実習中の服装についてまとめます。

襟付きのシャツ

襟付きのシャツを用意しましょう。持っていない場合には何点か購入してもいいでしょう。

飾りなどはついていないかシンプルなもので、色も華美でないものが好ましいでしょう。館の雰囲気によってはポロシャツなども可能です。

季節によって生地や袖は調整してください。

ジーンズ以外のパンツ

ジーンズはカジュアルであるため、実習には向きません。また、作業の中で色移りしてしまう心配もあります。

濃色やベージュのチノパンなどが無難でしょう。

男性の場合にはチェーンなどは付かず、女性は特に指示のない場合、スカートは避けましょう。

動きやすい靴

実習中に資料を扱う場合には足元を安定させる必要があります。ヒールのある靴や不安定な靴は避けて、底の低い運動靴などを用意しましょう。色は華美なものは避けてください。

館によっては収蔵庫に出入りするために頻繁に靴を脱ぐ可能性があります。着脱しやすいものを選びましょう。

また、館によっては上履きを用意するように指示される場合もあります。同様の基準で選んでください。

清潔を心がける

実習期間中には、博物館で働く上で必要な清潔さを保つ必要があります。以下に箇条書きにしますので確認してみましょう。

  • 毎日風呂に入る
  • 洗濯した衣類を身につけている。また、傷んでいない
  • 髪は散髪されているか、長い場合には束ねている。また、寝癖がない
  • 爪は短く切られている
  • 香水や整髪料などを使用していない。化粧をする場合には控えめなものにする
  • ハンカチやマスクなど、手を洗ったり飛沫を防ぐためのものを持っている
  • アクセサリーや腕時計は外す。胸ポケットは空にする

まとめ

博物館実習での服装について以上のようにまとめました。基本は資料を傷めないことに配慮したシンプルな服装が望ましいでしょう。

チェックリスト代わりに使ってみてくださいね。

なお、それぞれの館で指定がある場合にはこの限りではありません。館の基準に従って服装も決めてくださいね。特に、生体展示館では制服が用意されている場合が多い方、展示替えなどに伴って動きやすい格好が求められることもあります。また、イベントなどの参加に伴ってスーツを指定されることもあります。