実習日誌には何を書くのか?

博物館実習が始まると、毎日「実習日誌」を書く必要が出てきます。

学校によって様式は様々だと思いますが、大抵の場合は見開き1ページを埋める必要があるかと思います。

「そんなに書くことない!」と思う人もいるかもしれませんが、どんなことを書くのか、どうしたら負担を少なく埋めることができるのかをお伝えしたいと思います。

事前に書けるところは書いておく!

実習日誌は、毎日の日誌ページだけでなく、表紙や見返しなどに記入欄があるはずです。実習初日になって急に全部埋めようとすると、地味ながら結構つらいもの……。

自分の所属や名前、実習期間、実習館情報などはあらかじめ埋めておきましょう。

また、中表紙に実習全体の予定を書き入れる部分がある大学もあるでしょう。事前にカリキュラムが分かっている場合にはそれを、分からない場合にも、決定している実習期間などはあらかじめ記入しておきましょう。

タイムスケジュールは逐一埋める!

見開きの実習日誌の片面は1日のタイムスケジュールを記入するものになっているはずです。朝、館に入ったらそのページを開いてその日の情報を記入し始めましょう。実習開始時の説明で1日の大まかなスケジュールが伝えられることが多いと思います。実習日誌が開けるのならそのタイミングで、難しそうならメモなどに1日のスケジュールをメモしておきましょう。

また、作業を行なったら逐一日誌のタイムスケジュール欄にメモを残しておくといいでしょう。

館にもよりますが、一日中単一の作業を行う場合はほとんどなく、大抵の場合には様々な作業を五月雨式に行うことになるかと思います。そのため、一日の終わりにまとめて日誌を書こうとするとやった内容がまるで思い出せないことが往々にしてあります。

少しだけでもやったことを箇条書きにしておくと、自分がどんな作業を行なったのか思い出しやすくなります。

日誌は読んでくれる学芸員への手紙だと思え!

日誌は課題です。だから、書けばどうにでも評価はつくものですが、ひとつ意識していただきたいのは、読む相手がいるということです。

大抵は実習を受け持った職員が日誌を読み、任意でコメントをつけることになっています。

そして、ここは特に強く意識してほしいところなのですが、職員は意外と、かなり、結構日誌を読むのを楽しみにしているということです。

当日行った作業の内容について、実習生は満足しているのか、満足していないならどんな点においてか?(作業が簡単すぎた、難しかった、練習が必要、もっと踏み込んだことがしてみたい……)実習でどんなことが学べたか、この実習生にはどんな作業が向いているのか……?日誌に書いてある内容は直接、博物館実習自体の改善につながるため、館にとっても参考になります。

つまり、実習日誌は博物館実習を指導する学芸員への手紙なのです。

ただ、字数を稼ぐために感想をダラダラ書いてしまうのではなく、当日の実習について項目を分けて、疑問点や感想、やってみたいことを交えて書くことで自分の中での整理にもなるのではないでしょうか。

直に聞けなかった質問を書いてみてもいいかもしれません。コメントをもらえる場合には回答をいただけるかもしれません。