いつ頃から準備すればいいの?

博物館実習に参加するにあたって、実習を行う博物館を選ぶことは最重要事項と言えます。

学生のなかには、実習先を学芸員資格を取り始めた段階から選び、決めている学生もいれば、いざ実習先を選ぶ段階になって、行きたい実習先が見つからず困ってしまう学生もいます。

せっかく行う貴重な実習なのですから、「なんとなく」実習先を決めてしまうのではなく、早い段階から実習を行いたい館を絞り込んでおくのが良いでしょう。

では、その準備はいつから行えばいいのでしょうか?

実習準備は実習年の前の年から

結論から言えば、博物館実習に向けての準備は、早ければ早いほどいいです。具体的には、博物館実習を行う予定の年の前の学年の4月から少しずつ準備を始めるとスムーズです。

まずはじっくり時間をかけて様々な規模・ジャンルの博物館を訪れてみてください。自分の好みの展示や実習を通して学びたいことが具体的に見えてくるようになるはずです。そして、実習に行ってみたいと考える館もいくつか出てくるでしょう。

希望館での実習の有無を確認

実習を行いたい館をいくつか決めたら、その館が博物館実習を行なっている館かどうかを調べます。大抵の実習を行なっている博物館では、来年実習の要項を公開しているため、インターネット上で実習の有無を調べることが大抵の場合可能です。また、館によっては大学の実習を担当する部署や個別の問い合わせにのみ応じている場合もあるため、自身の大学で過去に博物館実習を受け入れてもらったリストを参照することで実習を行なっている館を調べることもできます。

要項を確認して準備を行う

希望する博物館での実習の有無が分かったら、応募に必要な項目を応募要項で確認しましょう。

応募の時期はいつごろなのか?どんな書類を用意する必要があるのか?どんな課題が課されるのか?……実際に今すぐに申し込むような気持ちで要項を確認してください。多くの館は学生の皆さんの自己アピールや小論文を課しています。また、ある館では毎年、決められた論文を読む課題が課されています。

いざ応募という段階で課題に気付くよりも、そのような課題があることを認識し、早いうちから取り組むことで応募に余裕が生まれるでしょう。

まとめ

以上のように、博物館実習を行うにあたって、前年から準備し、応募に際しての手続きを有利にすることは十分に可能です。

博物館学芸員資格を取得したいと考えている以上、もともと博物館の好きな方が多いはずです。

こんな博物館で実習をしたら……と妄想しながら博物館巡りをするところから始めてみてはいかがでしょうか。